2010-03-12

なんちゃってAR

最近はやりの拡張現実感ですが、どれか一つ実装してみたく思います。具体的には以下の流れをリアルタイムで処理したい。

(1)画像から特徴点抽出
(2)アーカイブされた特徴点とマッチング
(3)関連情報を重畳
(4)(1)に戻る

もう誰かやってそうですが、調べた限りSRSystemくらいしか見つかりませんでした。
どなたか知っている方いらっしゃいましたら、情報ください。

とりあえず慣れてるVisualStudio2008+OpenCV+WebCamで実装してみますが、そのうちiPhoneやAndroidでも試してみたいと思います。
PTAMも少し興味ある↓
http://turi2.net/cont/program/ptam.html

ほんとは特徴点見つけるところからコーディングしなきゃなんですが、取り敢えずはライブラリィにヘルプミィするだろうなあ。

2010-03-12

ARつづき

セカイカメラのニュースメモ
http://www.atmarkit.co.jp/news/201003/09/sekai.html

一気に不動産絡みの広告が増えたらしいですね。
どれだけの広告効果があるかは不明。ただ個人的には媒体数が増えただけで、CMしか流れないTVを誰が見るの？という話な気がする。まだまだ。

2010-03-04

OpenCV1.0(x64)

openCVのこと

Windows7, VisualStudio2008、プラットフォームx64にてOpenCV1.0が使いたいなう。

最初は簡単かと思っていたが、OpenCV2.0はともかく1.0は64bitに対応していない。当然Program Files(x86)のほうにフォルダがあるし………どうしたらいいの！？

アンサー : http://wtpage.info/program/opencv.html
これほど素晴らしい解説は見たことがありません。多謝。

で、リンク先最下行にあるようにWindows7, VS2008だとコンパイルエラーが出るので、

OpenCV\cv\src\cvhough.cpp(478)

#if defined WIN64 && defined EM64T && _MSC_VER == 1400 && !defined CV_ICC

を

#if defined WIN64 && defined EM64T && _MSC_VER >= 1400 && !defined CV_ICC

に変更する。
"_MSC_VER == 1400"の部分がVS2005のことを指しているらしいので、"それ以降"に修正⇒コンパイル成功

んで、早速プログラムで使おうとしたところ、

1>c:\program files\opencv\cxcore\include\cxtypes.h(212) : error C4235: 非標準の拡張機能が使用されています : '__asm' キーワードはこのアーキテクチャではサポートされていません

と言われた。
探してみると、cxtyps.h(210)内、cvRound()定義中の

#elif defined WIN32 && !defined WIN64 && defined _MSC_VER
    __asm	// henkou
    {
        fld value;
        fistp t;
    }
    return t;

でつまづいている。調べたところ"__asm"はx64環境では使用できないアセンブリ絡みとのこと。
cvRoundは意外と使うので、上記箇所をコメントアウトしてビルド成功。

・・・しかし待てよ？x64でビルドしてんだから、このエレイフはスルーするんじゃないの？WIN64って定義されてないの？と思い、試しに

#define WIN_64

してみたらコンパイルがサクッと通った（！）。もうちょっと調べてみたら、これはVisualStudio2005⇒2008の変更点らしく、初期設定のプリプロセッサ"WIN32"を"WIN64"に自動で読み替えてくれないことに問題があったらしい。。
そしてプリプロセッサにWIN64を追加したら、define効果があるらしい。ちーとも知らんかった。新しいプロジェクト作るときは、忘れず追加するようにしよっと。

しかしよく考えたらプロジェクト作成時の設定はWin32なわけだから、自動でWIN64が追加されないのは当たり前だな・・・。
参考 : http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4766454.html

以上。